食育について
子どもたちの身体は、今、たくさんのSOSを発しています。食育体験を通して命の本質を考えていきます。「命の復興の時代」に、家庭や地域と共に、子どもたちの体と心づくりに力を入れています。
給食 「食の改善」
地元の無農薬野菜や無添加の調味料を使用した給食を「草月庵」さんに提供いただいています。七分つきのご飯や納豆などをもりもり食べ、花高幼稚園の子どもたちは、体も心も元気いっぱいです。週に1回のパンの日(水曜日)は、地域の菓子店『草加家』さんのパンを提供いただいています。牛乳・卵を使用せず、イモ粉、全粒粉、酒かすなどでできた、噛めば噛むほど甘い味のする丸いパンも子どもたちに大人気です。食の改善が、子どもたちの自己免疫力を高め、昨年度の感染症罹患率は3分の1に減少しました。
食育講演会 「食を学ぶ」
保護者を対象とした定期的な食育講演会を開催しています。「大地といのちの会」理事長 の吉田俊道氏による講演や、原味噌店による味噌づくり講座などを通して、家庭との連携を図りながら食育を実践できるような取り組みを進めています。
食育祭(11月)「食でつながる」
毎年、保護者会によるバザーと同日に「食育祭」を行っています。地元の様々な事業所のご協力を頂き、園庭にたくさんのお店が並びます。大人も子どもも安心して口にできる食材ばかりです。楽しい時間を過ごしながら、保護者や職員の「食」に関する知識が向上したり、子ども達の「食環境」について改めて考える貴重な機会になっています。
農作体験 「食をつくる」
園庭の小さな畑や、園の近くの畑では季節の野菜を栽培しています。子どもたちが苗を植えたり、肥料をまいたりしながら「早く大きくな~れ!」「おいしいお芋ができるかな?」と農作体験を楽しんでいます。6月には、田植えにも参加しています。「この野菜の種ってこんな形なの?」「美味しくなるように大切に育てよう!」と、栽培を通して子どもたちの知識と心はどんどんひろがっていきます。
職員による食育活動 「楽しい食を発信」
食べることの楽しさや、食(いのち)の大切さを子どもたちに伝えるため、職員も様々な仕掛けをしています。食べ物についてのオリジナル劇を披露したり、晴れた日には園庭でのランチタイムを楽しんだりしながら、「食」を通した“心の教育”を、日々実践しています。